FX取引で注目すべきは要人発言?!為替市場への具体的な影響を徹底解説!

以前の記事で、ファンダメンタルズ分析の重要性とその分析に必要な情報として、各国の金融政策と経済指標について説明しました。しかし、世界の経済情勢を読み解くには、それら2つの情報だけでは不十分なのです。そこで今回は、ファンダメンタルズ分析をしている人であれば誰もが注目する、『要人発言』についてその重要性と具体的な影響について解説していきます。

1.要人発言とは?

2.注目すべき要人発言

3.為替市場でどのように動くのか?

1.要人発言とは?

要人と一言で言ってもかなり幅広く、どの分野のどの人を注目すれば良いか判断するのは難しいですよね。基本的には、その分野の政策を決める際に重要な役割を果たす人物という認識で間違いありません。FXの業界だと、国や政府の代表者(大統領や首相)、財政を担当する大臣、そして中央銀行の総裁などが要人として考えられます。

そして、彼らの発言の中で、その国の景気の現状や見通しや財政状況に関する発言をした際に、為替相場が急激に動く場合があります。景気や財政以外にも、要人が世界的なリスクの方向性について言及した時に、その反射的行動として多くのトレーダーが反応し、結果として通貨価値が変動する可能性があるのです。

普段は、予定された会議の中継などで発言する事が多いですが、最近ではSNS等を通して突発的に重要な発言がされる場合もあり、為替相場が予想外の動きをする事も多々見受けられます。例えば、米国のトランプ大統領などは、Twitterでの情報発信を頻繁に行っていますので、特に注意しておく必要がありますね。

2.注目すべき要人発言

要人発言は重要ですが、正直全てを確認してトレードするのはかなり難しいでしょう。その為、まずは自分が主にトレードしている通貨ペアの国や地域の要人発言をメインし、慣れてきたら連合政府などの要人発言を確認するのがオススメです。今回は、一般的に見て重要度が高いとされる要人発言を3つご紹介します。

FRB(米連邦準備理事会)

要人発言の中でも最も重要度が高いのは、『FRB(米連邦準備理事会)』です。FRBは、世界最大の経済大国アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関であり、そこでは議長や財務大臣、各地域の連銀総裁などが在籍しています。言うまでもなく、彼らの発言は為替市場で重要な影響力を持ち、その発言一つで相場トレンドが逆行してしまう可能性もあります。特に注目すべき人物は、FRBの議長です。FRBは米国の金融政策を決めるの為、会議内で唐突に重大発表する場合もあります。その為、FRB議長の発言は、要人発言の中でも最優先事項と覚えておきましょう。

ECB理事会(ユーロ圏の金融政策決定機関)

EUはアメリカの次に大きな経済圏で、その金融政策を決定する機関であるECB理事会の発言は、勿論FX相場に大きく影響してきます。数ある要人発言の中でも、ECB理事会の総裁や理事の発言は、現状と今後予期されるユーロの動きについて言及する事が多い為注目しておく必要があります。また、彼らの発言の中には、EU圏内の国々の景気や財政状況に触れる発言があり、ユーロの通貨価値を一定数上下させる事があるので注意しましょう。

日本銀行

対円の通貨ペアは急激な変動が少ないので、安定したトレードをする方の多くが対円通貨ペアを利用していますね。その為、日本銀行総裁または副総裁や財務大臣の要人発言は、FRB、ECB理事会に続いて重要度が高い要人発言だと言えるでしょう。日本の場合は、会議などよりも記者会見などで重要な発言をすることがある為、他の要人発言とは別に注意する必要があります。また、日本国の要人発言は国際的な影響力はあまりありませんので、円を交えた通貨ペアの相場を中心的に注目しましょう。

3.為替市場でどのように動くのか?

では、ここまで解説してきた要人発言が、一体どのように為替相場に影響してくるのかを説明していきます。いくつかのケースに分けて、解説を交えながら説明していきます。

物価の適正水準

要人発言の中に、『物価が適正水準よりも高い』等を趣旨とする発言が含まれていた場合、その要人はその国のインフレーションを懸念している可能性があります。その為、政府や中央銀行は近い将来、インフレ抑制の為に金利を上げ、金融引き締めの政策を行うと示唆しているのです。

反対に、『物価が適正水準よりも低い』と要人が言及した場合、政府や中央銀行がその国の景気後退を懸念している可能性が高いです。その為、近々金融緩和政策が行われ、その国の金利が一定率下がる事を把握出来ます。

経済についての見方

他のケースとして、要人発言に『経済について強気な見方』をしている発言があった場合、その国の景気が良いと要人が判断している事になります。それゆえ、財政的に安定を取り戻したと判断され、その国の通貨価値が一時的に上がる傾向があります。

しかし、『経済について弱気な見方』を示す発言が含まれていた場合は、景気後退を要人が認めている事になります。その結果、不安定な財政下におかれるその国の通貨価値は、下落する可能性があります。

4.最後に

  • FXでの要人は、大統領または首相、財政大臣、中央銀行総裁があたる
  • 注目すべき3つの要人発言は、FRB、ECB理事会、日本中央銀行
  • 景気の現状や展望に関する発言がある場合は要チェック!

FXでファンダメンタルズ分析をするのであれば、各国の要人発言の注目は不可欠です。今回、紹介した3つの重要な要人発言だけでも、全て確認するのはかなり時間がかかる作業でとても大変です。しかし、FXで十分な成果を上げたいのなら、その時間をしっかり割く事も重要な事なのです。これもまた時間への投資であり、プロトレーダーは日常的に行っている分析の一つなのです。

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